CHEVROLET CORVETTE

新型コルベットについてですね。現在、日本で販売されているのはシボレー コルベット C8とその派生モデルになります。
以下に主な情報と最近の動向をまとめました。
1. モデルと発売状況
- 現行モデルはC8型で、ミッドシップエンジンレイアウトを採用しています。これまでのコルベットがFR(フロントエンジン・リアドライブ)だったのに対し、C8からMR(ミッドシップエンジン・リアドライブ)に変更され、運動性能が大幅に向上しました。
- 「コルベット E-Ray」というモデルが2024年6月に日本で発表され、同月7日から受注が開始されました。これはコルベット初のハイブリッドモデルであり、電動モーターによる全輪駆動(eAWD)が特徴です。
- **「コルベット Z06」**は、より高性能なモデルとして位置づけられています。
- 2024年12月19日には、現行コルベット(C8)の一部仕様変更が発表・発売され、内外装のアップデートや新色の追加、装備の拡充が行われました。特に、これまで期間限定だったZ06とE-Rayの受注が通年可能となりました。
- さらに、2026年モデルからは、インテリアの刷新が予定されており、大型の3画面式ディスプレイの搭載や新たなインテリアカラー、マテリアルの導入が発表されています。
2. 価格帯
- 日本でのコルベットの価格帯は、グレードによって異なりますが、おおよそ1,420万円から2,920万円となっています。
- ハイブリッドモデルの「コルベット E-Ray」は、2,350万円からとなっています。
- 高性能モデルの「コルベット Z06 クーペ 3LZ」は、2,580万円、コンバーチブルは2,920万円です。
3. 主要なスペック (代表的なモデル)
- コルベット スティングレイ (基本モデル)
- エンジン: 6.2L V8 LT2エンジン (自然吸気)
- 最高出力: 490馬力 (Z51パフォーマンスパッケージ装着で495馬力)
- 最大トルク: 637N・m (470lb-ft)
- トランスミッション: 8速デュアルクラッチ (DCT)
- 駆動方式: MR (後輪駆動)
- 0-96km/h加速: 3秒以下
- コルベット Z06
- エンジン: 5.5L V8 LT6エンジン (自然吸気、フラットプレーンクランク)
- 最高出力: 670馬力 (8400回転で発揮)
- 最大トルク: 624N・m (460lb-ft)
- トランスミッション: 8速デュアルクラッチ (DCT)
- コルベット E-Ray (ハイブリッド)
- システム最高出力: 664馬力
- 駆動方式: eAWD (電動化による全輪駆動)
- 0-96km/h加速: 2.5秒
- カーボンセラミックブレーキ、ZERパフォーマンスサスペンションを標準装備。
- バッテリーは外部給電式ではなく、走行中や減速時に発電するタイプです。
4. 次期モデル (C9) の噂
- 現行のC8が登場して間もないですが、すでに次期モデルである「C9」に関する予想も出ています。
- C9では、プラグインハイブリッドやEVなどの電動化がさらに進む可能性が指摘されています。
- 一部では、C8でミッドシップになったものの、C9で再びフロントエンジンに戻る可能性や、完全な電動化モデルになるといった様々な憶測が飛び交っています。しかし、これらはあくまで予想の段階です。
新型コルベットは、伝統と革新を融合させながら進化を続けているアメリカンスポーツカーの象徴と言えるでしょう。



新型コルベット(C8世代)は、そのミッドシップレイアウトへの変更と右ハンドル仕様の導入で大きな注目を集めています。いくつか主要なモデルとその仕様をまとめます。
主要モデルとその特徴
- コルベット スティングレイ (Stingray):
- エンジン: 6.2L V型8気筒OHV「LT2」自然吸気エンジン。
- 最高出力: 369kW (502PS) / 6450rpm (Z51パフォーマンスパッケージ装着時)
- 最大トルク: 637N・m (65.0kgm) / 5150rpm
- トランスミッション: 8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)
- 駆動方式: MR (ミッドシップ・リアドライブ)
- 0-96km/h加速: 2.9秒 (Z51パフォーマンスパッケージ装着時)
- 最高速度: 312km/h
- 主な装備: マグネティックセレクティブライドコントロール、Z51パフォーマンスパッケージ(日本仕様標準装備)、フロントリフトハイトアジャスター(3LT、コンバーチブルに標準、2LTはオプション)など。
- ボディサイズ: 全長4630mm × 全幅1934mm × 全高1234mm (モデルや年式により若干の差異あり)
- 日本導入: 2021年春からデリバリー開始。日本市場向けに右ハンドル仕様も設定。
- エンジン: 6.2L V型8気筒OHV「LT2」自然吸気エンジン。
- コルベット Z06:
- エンジン: 5.5L V型8気筒DOHC「LT6」自然吸気エンジン。フラットプレーンクランクシャフトを採用し、高回転域まで回るレーシングユニット直系のエンジン。
- 最高出力: 646ps
- 最大トルク: 63.6kgm
- 0-96km/h加速: 2.6秒
- 特徴: 高性能な自然吸気エンジン、Z06専用チューニングされたサスペンションやブレーキなどが特徴。
- エンジン: 5.5L V型8気筒DOHC「LT6」自然吸気エンジン。フラットプレーンクランクシャフトを採用し、高回転域まで回るレーシングユニット直系のエンジン。
- コルベット E-Ray:
- エンジン: 6.2L V型8気筒「LT2」自然吸気エンジン + フロントモーターによる電動化AWD。
- システム最高出力: 664馬力
- 駆動方式: 電動化によるAWD (eAWD)
- 0-96km/h加速: 2.5秒
- 特徴: コルベット初のハイブリッドモデルであり、電動モーターのみで駆動する「ステルスモード」も搭載。カーボンセラミックブレーキシステムやZERパフォーマンスサスペンションを標準装備。
- エンジン: 6.2L V型8気筒「LT2」自然吸気エンジン + フロントモーターによる電動化AWD。
- コルベット ZR1 (2025年モデル):
- エンジン: 5.5L V型8気筒ツインターボ「LT7」エンジン。
- 最高出力: 1064hp (約1079PS) / 7000rpm
- 最大トルク: 828lb-ft (約1123Nm) / 6000rpm
- トランスミッション: 8速DCT
- 0-96km/h加速: 2.3秒 (ZTKパフォーマンスパッケージ装着時)
- 最高速度: 375km/h (標準仕様で375km/h、ZTKパッケージではリアウイングの空気抵抗により最高速が制限される可能性あり)
- 特徴: コルベット史上最もパワフルなモデルであり、初のターボチャージャー搭載モデル。軽量化のためにカーボンファイバー製のルーフやホイールが採用される。
- エンジン: 5.5L V型8気筒ツインターボ「LT7」エンジン。
その他共通する特徴(C8世代)
- ミッドシップレイアウト: 伝統的なフロントエンジン・リアドライブからミッドシップに変更されたことで、より高いパフォーマンスと運動性能を実現しています。
- 右ハンドル仕様: 日本市場向けに、コルベット史上初めて右ハンドル仕様が導入されています。
- トランスミッション: 全モデルで8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)が採用されています。
- 先進技術: マグネティックセレクティブライドコントロールやフロントリフトハイトアジャスターなど、快適性と走行性能を両立させる先進的な技術が搭載されています。
- インテリア: 運転席を中心にドライバーを包み込むようなコックピットデザイン。最新のモデルでは、12.7インチインフォテインメントディスプレイ、14インチデジタルメーター、6.6インチタッチディスプレイの3画面レイアウトなど、デジタル化が進んでいます。
価格(日本市場)
新型コルベットの日本での価格は、グレードやオプションによって大きく異なりますが、大まかには以下の範囲です。
- スティングレイ: 1,420万円~1,945万円程度
- Z06: 2,580万円~2,920万円程度
- E-Ray: 2,350万円程度
- ZR1: 約2,700万円から
注意点: 上記の仕様や価格は、モデルイヤーや市場(日本仕様と北米仕様など)によって異なる場合があります。最新の情報はシボレー公式サイトなどで確認することをお勧めします。
