ランボルギーニ・ウルス



ランボルギーニ ウルスは、イタリアの高級スポーツカーメーカーであるランボルギーニが2018年に発表したスーパーSUVです。ランボルギーニは過去にも「LM002」というSUVを製造していましたが、ウルスは現代のSUV市場に投入された最新のモデルであり、「SUVであると同時にスポーツカーとしての能力を兼ね備えている」という点が最大の特徴です。

主な特徴

  • スーパーカーとSUVの融合:
    • 見た目はSUVですが、ランボルギーニならではの尖ったデザインと、スーパーカーに匹敵する圧倒的な走行性能を両立しています。
    • 最高速度は300km/hを超え、0-100km/h加速はわずか3.6秒(ベースモデル)という驚異的な加速力を誇ります。
    • 「STRADA(一般道)」「SPORT」「CORSA(サーキット)」「NEVE(雪上)」といった走行モードが選択可能で、オプションで「TERRA(オフロード)」や「SABBIA(砂漠)」も追加できます。これにより、様々な路面状況に対応できる高い走破性を持っています。
  • 強力なエンジン:
    • 4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載しており、ベースモデルで最高出力650PS(478kW)を発揮します。
    • 特に「ウルス ペルフォルマンテ」は最高出力666PS、「ウルスSE」(PHEV)はシステム出力800PSとさらに高出力化されています。ランボルギーニ初のターボエンジン搭載モデルでもあります。
  • 広々とした室内空間と高級感:
    • 機能性を重視したSUVであるため、大柄な大人4人がゆったりと過ごせる広い車内空間が確保されています。
    • インテリアはランボルギーニらしいエキゾチックなデザインで、ジェット戦闘機を思わせるエンジンスタートスイッチや、六角形をモチーフにしたデザインが随所に用いられています。
    • 高級セダンのような快適性と、運転席はランボルギーニのスポーツカーそのものの雰囲気を兼ね備えています。
  • 技術的な特徴:
    • カーボンファイバー製の軽量部品を広範に採用し、軽量化とスポーティーなデザインを実現しています。
    • ANIMAセレクターと呼ばれる走行モード選択システムにより、路面状況に応じた最適なドライビング体験を提供します。
    • ウルスSEではプラグインハイブリッドシステムを搭載し、EV走行も可能となっています。

グレードと価格(参考)

ウルスには、ベースモデルの他に高性能な「ウルス ペルフォルマンテ」やプラグインハイブリッドモデルの「ウルスSE」などがラインナップされています。

  • 新車価格: 約3,000万円台から(グレードやオプションにより異なります)。
    • ウルス S: 約3,200万円~
    • ウルス ペルフォルマンテ: 約3,500万円~
    • ウルス SE: 約3,460万円~(2025年デリバリー開始予定)
  • 中古車価格: 約2,700万円~5,400万円台(年式、走行距離、オプションなどにより大きく変動します)。

ランボルギーニ ウルスは、SUVとしての実用性とスーパーカーとしての高性能を兼ね備えた、まさに「スーパーSUV」という新しいジャンルを確立した一台と言えるでしょう。



ランボルギーニ ウルスには、いくつかのモデル(グレード)があり、それぞれで仕様が異なります。主なモデルとしては、Urus SUrus Performante、そして最新のプラグインハイブリッドモデルであるUrus SEがあります。

以下に、それぞれの主要な仕様をまとめました。

共通する主な特徴

  • エンジン: 4.0L V8ツインターボエンジン(Urus SEはこれに電気モーターを組み合わせたハイブリッド)
  • 駆動方式: フルタイム4WD
  • トランスミッション: 8速AT
  • 乗車定員: 4名または5名
  • 全長×全幅×全高: 約5,112mm × 2,016mm × 1,638mm(モデルにより若干の差あり)

各モデルの主な仕様

1. Urus S (ベースモデル後継)

  • 最高出力: 666 PS (490 kW) @ 6,000 rpm
  • 最大トルク: 850 Nm @ 2,250-4,500 rpm
  • 最高速度: 305 km/h
  • 0-100 km/h加速: 3.5秒
  • 車両重量: 約2,200 kg

2. Urus Performante (軽量・高性能モデル)

  • 最高出力: 666 PS (490 kW) @ 6,000 rpm (Urus Sと同等ですが、軽量化とエアロダイナミクスの改善によりパフォーマンスが向上)
  • 最大トルク: 850 Nm
  • 最高速度: 306 km/h
  • 0-100 km/h加速: 3.3秒
  • 車両重量: 約2,150 kg (Urus Sから約50kg軽量化)
  • 特徴: カーボンファイバー製部品の多用、超軽量チタン製エキゾーストシステム、空力効率の向上とダウンフォースの増加、専用の走行モードなど。

3. Urus SE (プラグインハイブリッドモデル)

  • 最高出力(エンジン+電気モーター複合): 800 PS (588 kW) @ 6,000 rpm
  • 最大トルク: 未記載だが非常に高い性能を持つ
  • 最高速度: 312 km/h
  • 0-100 km/h加速: 3.4秒
  • 特徴: 新しいパワートレインにより、より高い出力と環境性能を両立。冷却性能やブレーキ性能も向上。EV走行も可能。

その他の共通する特徴

  • ブレーキ: カーボンセラミックブレーキ
  • タイヤサイズ:
    • フロント: 285/45ZR21 または 285/35 R23 など
    • リア: 315/40ZR21 または 325/30 R23 など
  • インテリア: 豪華なレザーシート、デジタルメータークラスター、4ゾーンオートマチックエアコンなど、快適性と先進性を兼ね備えています。

これらの情報は、ランボルギーニの公式ウェブサイトや自動車関連メディアの情報を基にしています。モデルイヤーや選択するオプションによって細かな仕様が異なる場合がありますので、最新かつ正確な情報はランボルギーニの正規ディーラーにお問い合わせいただくことをお勧めします。


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