ランボルギーニ・テメラリオ



ランボルギーニ テメラリオ(Lamborghini Temerario)は、ランボルギーニが発表した新型のハイブリッド・スーパースポーツカーで、ウラカンの後継モデルとされています。その主な特徴は以下の通りです。

主要な特徴

  • ハイブリッドパワートレイン: ブランド史上初のツインターボV8エンジンと3基の電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載しています。これにより、920PSという非常に高いシステム最高出力を実現しています。
  • エンジン: V型8気筒ツインターボエンジンは、ランボルギーニ本社で一から設計・開発されたもので、量産型スーパースポーツカーのエンジンとしては初めて10,000rpmという高回転に到達することが特徴です。
  • パフォーマンス:
    • 0-100km/h加速: 2.7秒
    • 最高速度: 343km/h
  • デザイン:
    • ランボルギーニのデザインDNAを継承しつつも、六角形のライトシグネチャーなど新しいデザインエッセンスが取り入れられています。
    • 「カウンタック」など過去のランボルギーニのデザインモチーフが随所に引用されており、宇宙船のようなリアデザインも特徴です。
  • インテリア:
    • 運転席周りは操縦席感を強調したデザインで、快適性も考慮されています。
    • 先代のウラカンよりも室内空間が広がり、フロントフード下には機内持ち込みサイズのトランクが2個収納可能、シート後方にも収納スペースが確保されています。
    • HMIシステムも刷新され、まるでスマートフォンのようにコンテンツをスワイプで移動できる機能などが搭載されています。
  • 走行モード:
    • ハイブリッドシステムを活かした「ステルスモード」(EV走行モード)があり、静かに走行することも可能です。
    • ドリフトを安全に楽しめる「ドリフトモード」など、複数のドライビングモードが用意されています。
  • 車名の由来: スペイン語で「勇敢な」という意味を持つ言葉であり、かつてマドリッドで活躍した闘牛の名前でもあります。
  • 位置づけ: アヴェンタドールの後継モデルであるレヴエルトに続く、ランボルギーニのHPEV(ハイパフォーマンスEV)シリーズの第2弾として位置づけられています。これにより、ランボルギーニの主要ラインナップはすべてハイブリッド化されました。
  • 発表・公開: 2024年8月に米国モントレー・カー・ウィークで初披露され、日本では2024年11月末に国立競技場で初公開されました。
  • レーシングカー: 2025年7月には、テメラリオをベースとした新型レーシングカー「テメラリオGT3」も発表されました。

ランボルギーニ テメラリオは、V10エンジンからV8ツインターボ+ハイブリッドへと移行することで、新しい時代のスーパースポーツカーとしての性能と快適性、そして環境性能を両立させたモデルと言えるでしょう。


ランボルギーニ・テメラリオは、ウラカンの後継モデルとして2024年8月17日に発表された、プラグインハイブリッドのスーパースポーツカーです。主な仕様は以下の通りです。

パワートレイン

  • エンジン: 4.0リッターV型8気筒ツインターボ「Hot-V」
    • 最高出力(エンジン単体):800 CV (約800 PS) @ 9,000-9,750 rpm
    • 最大トルク(エンジン単体):730 Nm @ 4,000-7,000 rpm
  • 電気モーター: 3基(フロントに2基、リアに1基)
  • システム最高出力: 920 CV (約920 PS)
  • トランスミッション: 新設計8速デュアルクラッチ(DCT)
  • 駆動方式: 4WD
  • バッテリー: 3.8 kWh リチウムイオンバッテリー

パフォーマンス

  • 最高速度: 343 km/h
  • 0-100 km/h加速: 2.7秒

サイズ・重量

  • 全長: 4,706 mm
  • 全幅: 1,996 mm (ミラーを除く) / 2,246 mm (ミラーを含む)
  • 全高: 1,201 mm
  • ホイールベース: 2,658 mm
  • 車両重量: 1,690 kg(乾燥時)
  • 乗車定員: 2名

その他

  • デザイン: ランボルギーニのデザインDNAを受け継ぎつつ、高い空力性能を追求。特にヘキサゴン形状のヘッドライトやテールランプが特徴的です。
  • 軽量化パッケージ: オプションで「アレジェリータ・パッケージ」が用意されており、カーボン製部品やチタン製エキゾーストシステムなどにより、車両重量を約25kg軽量化できます。
  • 高回転型エンジン: ランボルギーニとしては異例の最高許容回転数10,000rpmという、非常に高回転型のエンジンが採用されています。
  • ドライビングモード: 路面のグリップを予測し、アクセルとブレーキのパワーを調整するインテグレーテッドトラクションコントロール機能や、ドリフトレベルを調節できる3つの専用モードも搭載されています。

テメラリオは、レヴエルトに続くランボルギーニの高性能電動化(HPEV)シリーズの第2弾であり、最先端の技術とランボルギーニらしい情熱的な走りを融合させたモデルとなっています。


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